2007年5月3日木曜日

介護福祉士はその介護の世界を引っ張っていく重要な役割

「介護福祉士ってどんな職業?」と聞かれたらなんと答えますか?きっと、福祉関係の仕事とか老人ホームで働く人、介護の仕事といった風な答えが返ってくるでしょう。言葉では何となくはわかっているけれど、実際はどんな仕事かはっきりとはわかっていないという人は多いのではないでしょうか。

介護福祉士の仕事をちょっと考えてみてください。お風呂の手伝い、車椅子に乗る手伝い、寝る手伝いや排泄の手伝い、まだまだたくさんあります。かなりの体力勝負です。しかし力任せではいけません。お年よりは足腰が弱く骨も折れやすいので、慎重に接しなければいけません。体力だけでなく繊細さや明るさなどさまざまなことが必要とされるのが介護福祉士なのです。

介護福祉士の仕事はここで終わりというところがありません。常にお年寄りや障害者をヘルプする心を持ちつづけなければいけない大変仕事です。精神的にもそして体力的にも強くなくてはいけないこの仕事は、きっと実際に携わった人しかわからない大変さがあるでしょう。それと同時にそこにはきっと大きな喜びがあるのでしょう。

介護は老人ホームや養護施設だけでなく、在宅介護、デイケアなどさまざまな方向へと広がっています。介護福祉士はその介護の世界を引っ張っていく重要な役割を担っています。介護福祉士に興味をもたれたなら、ぜひ一度学校の体験入学や、試験の受験資格など具体的に調べてみてはいかがでしょうか。


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雑学/介護福祉士
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